家具を買う前に必要な事を解説　部屋で家具のサイズを測る為の工夫や測定方法　

最近おしゃれな家具をSNSの広告で見ることがありますよね?
そんな私も広告を出している立場ですが、その広告を見られてここに来られた方も居るかもしれません。

広告を出すために、広告主様のインテリアを扱うサイトを皆さん以上に見ている私ですが、購入するまでの流れや注意点をお伝えできればと記事を書かせていただきました。

店舗やショールーム、ネットのサイトで家具を確認する時って漠然と「新しい機能」「おしゃれ」「利便性」だけを見ていませんか？

表題にあるように、「購入した家具が部屋に入らない」「思っていたより大きい」「部屋が家具に占領されている」といった事が実際にある為、販売店様は注意喚起を店舗やホームページでなされています。
その際にキャンセル料がかかる事やキャンセルは受付しない事など様々な対応もしっかり伝えていても曖昧に考えていたり見落としてしまい、楽しみにしていたのに最悪な結果に・・・

そうならない為に、今回は私がよく広告を出させていただいているサイトの情報を基に、必要な事や、ポイントをご紹介させていただければと記事をまとめさせていたいただきました。

店舗で家具を購入する方も参考になるかと思いますので、最後までご覧下さい。

インターネット専門の家具通販サイトCovearth

毎月１２０万人が訪れる家具通販専門サイト
おしゃれな家具に出会うならここ

また、配送料無料(一部離島は別途及び配送不可)
有料で家具の設置サービスも対応しています

日々の日常によりそう「MUTUKI」

「もっと、気軽にインテリアを楽しもう」
をビジョンに無駄なコストをなくし、良い物を安く提供する為に努力されているサイトです

関東圏の東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県は自社配送便で商品を届けてくれます
購入商品と同等の家具なら無料で処分をしてくれます
(その他の地域では無料処分は行っていません)

欲しい家具と出会う
家具の正確なサイズを把握する
搬入経路の寸法を確認
家具の設置サービスを活用する
ま　と　め
商　品　紹　介

欲しい家具と出会う

計画的に必要な家具を探されている方や、広告動画を見られ方、なんとなくという方も居られると思いますが、インテリアの中でも家具の存在は大きく、希望の家具に出会えることは難しい上に、部屋全体のイメージがたった一つ選び間違えるだけで崩れてしまう事もあります。

そこで一番大切な事は、欲しいと思える家具に出会うことです。

その為には、色々なサイトが存在する中で、あなただけの一品に出会えるまで、ゆっくりと家具選びを楽しむ事が一番重要だと私は考えています。

ここにSNSに出していた広告を載せさせていただきます。
この動画で商品の一部をご紹介したいのと、この商品を開封して設置するイメージを持って見ていただければと思います。
あえての大型商品の動画となりのますがご覧下さい。

子供用ベット動画　　音源あり

台所収納家具　　音源あり

ローソファー　音源あり

SNS用で携帯で見ることを前提として制作している為、画質が荒くお見苦しくてすいません。

色々なサイトの特色があり、色々な家具を販売しているサイトがある中で、お気に入りの家具に出会うことは奇跡に近いと思います(表現がオーバーですいません)

もし購入候補の家具に出会った場合、最初にしないといけないのが次の項目です。

家具の正確なサイズを把握する

購入商品の寸法の確認

購入候補の家具を絞り込んだら、サイトの商品情報を詳しく見て、商品の外寸や扉を開けた際の寸法など固定寸法と、稼働寸法も(扉など開けた事で外寸が変化する寸法の事)しっかりと確認して下さい。

これは設置する場所で実際の寸法を測定しながら確認して下さい。

一般的なサイズ表記の見方

W　　横幅　　
D　　奥行　　
H　　高さ　　
SH　座面の高さ　　
AH　肘掛けの高さ

※単位のCMとmmを間違えないように

商品説明欄に、「商品寸法」と「梱包寸法」とが記載されているので、しっかりチェックして下さいね。
今回は商品寸法の確認を説明させていただきます。

一般的なサイズの目安をCovearth様のホームページから引用させていただきますね

引用元　Covearth HP

ここで一つ目の工夫！

実際に商品を設置したつもりで、寸法を測定する必要があるのですが、その際に食器棚や本棚などの大型商品は、１００均などで購入できるマスキングテープや養生テープなど(簡単に剥がせて文字が書けるテープ)で形を作る事をお勧めします。

引用元　Amazon　　画像はマスキングテープになります

また床などにも同様で、床と壁にマスキングテープで形を作るだけでイメージがしやすく、また設置した際の不都合も確認しやすくなります。
扉を開けたら人が立てない・これだと人が通れないといった想像していても実際との差が取り返しのつかない事になるので、しっかりと手間暇かけて確認しましょう。

出来れば新聞紙や障子紙などで形を事で作る事で、視覚的にイメージが鮮明になる為、より確実だと思います。

引用元　Amazon　　画像をクリックするとAmazonの商品ページに飛びます　　

実際に私がソファーを購入する際に行った方法をお見せながらご説明させていただきますね。
去年の年末に購入した中古物件ですが、急遽現れた優良物件でバタバタでリフォームは住みながら、暖房器具はリビングのエアコンのみという極寒生活から始まって、やっと家具の購入とリフォームを進めている最中の写真です。

このリビングスペースに新たにカウチソファーを購入するに辺り、部屋の採寸と設置できるのか確認する為に、不要な物を撤去した状態です。

設置スペース　 ()内は家具のサイズになります
長辺　290cm　短辺　248cm　腰窓高さ　83cm
(横幅 242cm) (奥行 195cm) (高さ 88cm)

商品写真を撮り忘れていたので、カヴァース様の類似商品でイメージして下さい。

引用元　Covearth HP

こちらの写真の一番下段、「ソファー＆オットマン3P/スタンダード恥タイプ」くらいの商品になります。

引用元　Covearth HP

かなり大型のソファーなのがご理解いただけたと思います。

寸法的には十分収まりますが、サイドテーブルとテレビ・テレビボードを設置する予定でもあるので、かなりのチャレンジになります。
またキャンセル不可・現品処分品ときたら失敗は許されない戦いです。

そこで床だけに製品サイズをマーキングを実施した写真がこちら
(マーキングには養生テープを、製品サイズは養生シートを使用しています)

「設置できる」ことは分かりましたが、全くイメージができません・・・

そこで製品サイズを養生シートで形を制作した写真がこちら

ソファーを配置した際のイメージが浮かんできました。
そこでサイドテーブルを仮に設置した状態です。

こうなってくると、もっと具体的なイメージが欲しくなり、養生シートで高さも見てみたくなった写真がこちら

かなり具体的なイメージが浮かんできました。

となると座面の高さが欲しくなり、さらに工夫した写真がこちら

座面の幅が90cｍで自宅にあった茶色のクッションが同じサイズだったため、利用してみました。
クッションの後ろ部分から養生シートまでの空間が背もたれになります。
グレーの子は現在使用しているソファーのオットマンです。

かなりイメージが掴めてきましたが、動線からの見え方を確認してみます。
リビング入り口からみた感じです。
クロス張替え前の状態なので、みすぼらしいのはご了承下さい・・・
(クロス張替え後に設置予定です)

一番心配していたソファーを設置後に、買い物袋を両手に持っていても台所には入れそうです。

開口サイズは60cｍはあります

ダイニングテーブルが伸縮するタイプなのですが、最大でもソファーと５０cm確保できることがわかりました。
ここまで確認できると、安心して購入設置する事ができます。

ちなみにサイドテーブルとソファーの間は35cｍあれば不自由なく座ったり移動する事ができます

通常の座り方です。
テーブルの上の物も問題なく取ることができます。

深く座った場合
これだけあれば家族も移動する事ができますよね。

いかがですか?
手間は掛かりますが、安心して家具を設置できる事が分かれば気が楽になりますよ。
ネットでも、店舗でも購入する前に確認しておきたいですね。

ここで二つ目の工夫！

天下のAmazonさんにはARビューなるものがあるののをご存じでしょうか?

購入したい商品を疑似的に部屋の中に置けるサービスが存在します
これを使わない手はないですよね。

ただし、まだ使える商品が少ないのですが、購入希望の商品と似ていたり大きさが近ければ問題ないので、是非試してみて下さい。
但し、携帯のアプリからしか使用できないので注意して下さいね。

携帯から下の画像をクリックするとこの商品ページに飛ぶので、ARビューを試してみてはいかがでしょうか?

飲用元　Amazon

画像の「部屋に表示」をクリックして、部屋の床を撮影するとこんな感じで確認できます。

引用元　Amazon

少し違和感がありますが、イメージはしっかりできると思います。
さすが大手のAmazon様です、痒いところに手が届くサービスです。

設置したい場所が決まれば次の確認です。

搬入経路の寸法を確認

ここまで来たらもう欲しい気持ちが高まっていると思いますが、ここはぐっと我慢して大事な作業を行いましょう。

大事なことなのでもう一度言いますが、家具が入らなくても、設置できなくてもキャンセル料が掛かったり、キャンセル不可の対応しているサイトが大半だという事実を忘れないで下さいね。

ここからはCovearthの搬入経路のご確認を引用させていただきますが、見にくいと思われた方は、リンクからホームページでご確認下さい。

流れは６段階ですが、「１家具のサイズを正しく知る」は実施済みですが、サイト様の流れをそのまま引用せていただきますので、確認しながらご覧下さい。

　家具のサイズを正しく知る
　搬入経路の寸法を確認する
　エレベーターもサイズ確認を忘れない
　階段の寸法を確認をする
　廊下や通路の寸法を確認をする
　玄関の寸法を確認をする

引用元　Covearth HP

購入する商品が問題なく搬入できるサイズならここまで手間をかける必要ありませんが、商品が搬入・設置できなければ・・・

引用元　Covearth HP

こうなってしまっては、せっかく買物についやした時間も努力も台無しになるだけではなく、パートナーからの信頼まで失いかねません。

販売サイトがホームページで注意喚起している内容を確認いただき、搬入方法が分からない時やサイズの確認方法など、不安な時は必ず問い合わせして、納得してから購入するようにして下さいね。

家具の設置サービスを活用する

販売店では、家具の設置サービスを行っている事が多いです。
有料の販売店が多いですが、中には無料で対応している店舗もあります

一般的なサービス内容です

搬入　　配送員が商品を搬入してくれます
開梱　　梱包された商品を開封してくれます
組立　　商品を組み立ててくれれます
設置　　商品を希望の場所に設置してくれます
回収　　梱包材の処分　　(サイトにより変動あり)

先に紹介した「MUTUKI」では地域限定ではありますが、自社配送の際に事前に申し込みは必要ですが、無料で不要な家具を回収、処分してくれます。
このサービスはありがたく利用するべきだと思います。

基本的に商品は玄関や軒先渡しが大半です。
運送会社は商品を配達先まで届けることが仕事の為、玄関から先には運んでくれません。

そこから設置したい場所まで運ぶのも、組み立てるのも購入者様になります。

その際に壁や床、それに購入した商品に傷をつけても自己責任になります。
当然返品対象にはならない為、どの店舗様も、２～３人での受け取りと組立を推奨しています

サイトでは、梱包サイズと重量が記載されていますので、よく確認してご判断下さい。

私は、二人暮らしなんですが、リビングのソファー、６人用のガラストップのダイニングテーブル、クイーンサイズのベットを購入しましたが、いずれも設置サービスを利用しています
良い物を安く買えた分、浮いた予算で楽をしたかったので（笑）

梱包材だけでも想像以上でしたし、納品日を一緒にしたので、ほんと凄かった・・・
当然個人でどうにかできるレベルではなかったです（笑）

ま　と　め

この情報を見てもらっていれば、店舗に出向いて家具を購入する方も、寸法を測ってから行けば無駄にオプションを払って安全な搬入方法を選ぶ必要もなく、家に帰って必要な個所を測定しに帰るといった二度手間もなくて済むかと思います。

店舗を構えて販売しているのとは違い、ネットで家具を購入する事に抵抗はあるかとは思います。
実物を見て触って購入すれば、安心かもしれません。

ただ店舗やショールームで家具を確認している時は漠然と「新しい機能」「おしゃれ」「利便性」だけを見ていませんか？
スウェーデンの青に黄色の看板が目印でインテリアを展示しているメーカー様のショールームに行くと、あれこれ見て触ったりしているんですが、部屋が完成されていて、「こんな部屋良いな」「この食器棚かっこいい」といった感覚的なイメージで終わってしまうんですよね・・・

行く前に欲しい商品の設置場所の平面図を作って、搬入する為のルートも確認していけば、具体的な発想につながるんですが、何度情報不足で出直したか・・・

ただこのように店舗を構えて、商品の在庫を抱えて在庫管理や店舗の維持管理をし、人件費や諸経費が商品に上乗せされている事はご存知かと思いますが、話題に挙げたスウェーデンの店舗は、全国展開をし、各所に大型の店舗を構え、在庫管理と販売スペースを共有しながら、大量生産した商品を自分で持ち帰って組み立てるといった形で金額を抑えていると思われます。

ネットの通販サイトでキャンセル不可といったハードルが高い設定になっているのは、経費を削減する努力と合わせて、良い物をリーズナブルにお客様に届けたいといった理念からだと、理解してあげて下さい。